ひょうごはじまり館

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ひょうごダイナミックシアター

大型曲面スクリーンで、多様な地域資源に恵まれたひょうご五国の魅力を、美しくダイナミックな映像でごらんいただく「COLORS 兵庫のいろどり」、兵庫県はじまりの歴史を楽しくごらんいただく「1868 兵庫のはじまり」の2本の映像を上映しています。「COLORS 兵庫のいろどり」では、姫路城、鳴門海峡の渦潮うずしお城崎きのさき温泉、六甲山など、兵庫県を代表する名所のほか、美しい棚田や産業遺産など、さまざまな地域資源を、ドローンを使った迫力ある映像でごらんいただき、兵庫の魅力を体感していただけます。「1868 兵庫のはじまり」では、鳥羽とば伏見ふしみの戦いから神戸事件、兵庫県誕生にいたる歴史のストーリーを、ミュージカル仕立ててごらんいただきます。
★「1868 兵庫のはじまり」のあらすじ
慶応4年(1868)1月、鳥羽・伏見の戦いで旧幕府軍が敗北し、幕府領であった兵庫津ひょうごのつにいた役人たちはいなくなります。その直後、神戸三宮神社前で備前藩(岡山藩)兵と外国兵との衝突しょうとつが発生し、神戸は大騒ぎになります。理由なく外国人を攻撃したと、外国人たちは激怒し、できたばかりの新政府が神戸ではじめての外交交渉にのぞみます。この交渉で活躍したのが、偶然兵庫にいた伊藤俊介いとうしゅんすけ博文ひろぶみ)でした。交渉の結果、日本は外国との戦争の危機をのりこえますが、事件の責任者として備前藩の瀧善三郎たきぜんさぶろうが切腹します。伊藤はこれをきっかけに、新政府の役人として出世し、慶応4年5月23日、兵庫県誕生とともに初代知事に就任し、兵庫県の輝く未来を歌いあげます。